袴の結び方は何種類?十文字結びの方法をご紹介します!

袴や着物を着付けるとき、普段結び慣れないため、難しく感じてしまいますよね。
実は、袴には4つの結び方があります。
一文字や十文字は耳にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

その他にも、結びきりや蝶結びがあります。
これらには、どんな特徴があるのでしょうか。
そこで今回は、袴の結び方の種類には何種類あるのかと、十文字結びの方法を紹介します。

□袴の結び方の種類は4種類!

袴の結び方には、4種類あります。

1つ目は、「一文字」です。
一文字という言葉は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
一文字は、一直線に袴紐が形作られている結び方です。

最も一般的な形で、名前の通り漢数字の「一」をイメージしています。
一文字は、袴の紐が下に垂れてしまわないように短く固定することが特徴です。

2つ目は、「十文字」です。
十文字は、袴紐を縦と横の両方に結び形を作る結び方です。
漢数字の「十」をイメージしており、紐を短く固定しています。
江戸時代から流行し始めた結び方で、一文字と同様一般的な形です。

3つ目は、「結びきり」です。
結びきりは、袴紐の巻き付け部分を締め付けて見せる結び方で、ネクタイのように一部を固定しています。

4つ目は、「蝶結び」です。
蝶結びは、公家の礼装の結び方として一般的な結び方です。
現代でも利用される場面が多いです。

□十文字結びはどうやってするの??

十文字結びの方法を紹介します。
まず、後ろの紐を前に引き出し、左側の紐を上に持ち上げます。
左右の紐を重ね合わせ、後ろの紐を前の紐の内側に通し、上から下にくぐらせます。
その後、左の紐を上に持ち上げ、中央で交差させます。

次に、左手の紐を上に持ち上げ、前の紐と絡げるようにして下に引きおろします。
右手の紐を左側に折り返し、同時に左手で紐を持ち替えます。
下に下がっている紐を前の紐に巻きつけた後に、下に引きおろします。

そして、左手にある紐を先端から折りたたみ、畳んだ紐の中央を結び目の真ん中に置くようにします。
下の紐を畳んだ紐の中央の下から上に巻き込みながら結んでいきます。
次に、紐の内側に通して下に引き、しっかりと巻き付けます。
最終的に、上に残っている紐を内側に折り込んで前の紐の内側に挟み込み、整えれば完成です。

□まとめ

一文字・十文字・結びきり・蝶結びの4つは、袴の結び方です。
普段着としてならば、好きな結び方で良いのですが、式典のように正式な場では、一般的にされている結び方をしましょう。

どの結び方が良いのかわからないという方は、一文字結びをしましょう。
最も一般的な結び方ですので、間違いないです。

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