袴での立ち振る舞いとは?歩き方、立ち方など基本動作をご紹介!

袴や着物での基本の所作についてご存じでしょうか。
和装はひとつひとつの動きを丁寧にすることが大切です。
歩き方や立ち方、座り方のような動きを丁寧にすることで上品さや美しさを際立たせることができます。
そこで今回は、和装での基本的な立ち姿と所作について紹介します。
和装をお召になる際には、参考にしてみてください。

□袴や着物での基本の立ち姿勢とは?

和装では、特に立ち姿次第で醸し出す雰囲気を美しく上品にできます。

まず、気を付けたいポイントは、背筋を伸ばし、顎を惹いて胸を張るように立つことです。
背筋を伸ばす際には、体のパーツの中でも特にお腹に力を入れてみましょう。
自然に背筋が伸びてきます。

次に気を付けたいポイントは、足元です。
草履を履く場合、つま先をつけ少し内股気味にしてみましょう。
ブーツを履く場合は、かかとをつけ、片方の足を少し後ろに引くとさらに美しく見えます。

小さなことに気を付けておくことが、綺麗な立ち姿への第1歩です。
卒業式や写真撮影では、立ち姿を意識することで、美しさと上品さを出すことができます。

□袴での立ち方・歩き方・座り方

和装姿での主な所作は、大きく分けて3つです。

まず、上記の通り、腹筋に力を入れ背筋を伸ばし、顎は引き気味で胸を張って立ちます。
膝頭がつくように少し内股にしましょう。
背筋を伸ばし、膝頭をすり合わせるように内股気味で、歩幅を小さくして歩きます。
イメージとしては、つま先を内側に入れるようにしましょう。

洋装では、大股に歩いてしまいがちですが、着崩れしてしまうため、和装では控えるようにしましょう。
着崩れしてしまうと、裾がはだけ足首が見えてしまいます。
気崩れしないためには、上前を右手で軽く押さえて歩くことがおすすめです。
奥ゆかしく見えますし、裾がめくれてしまうことを防いでくれます。

和装での座り方は、椅子と畳で変わってきます。

椅子に座る場合、帯が潰れないように、背筋を伸ばして浅く腰をかけましょう。
長い袖の場合、膝上に重ねて畳んでおくことで汚れることを防ぐことができます。
背もたれのある椅子では特に座る位置に気を付けましょう。

畳の上に座るときは上前や裾の乱れに注意が必要です。
着物の上前を右手で少し引き上げて、左手で腿のあたりを押さえて腰を下ろし、右手で上前をなでおろして膝をつきます。
座った後は、上前の裾を右手で整えるようにしましょう。

両足が離れていると行儀悪く見えるだけでなく、裾から奥が見えてしまいます。

□まとめ

和装では洋装以上に所作に気を配る必要があります。
着崩れを起こしやすい為、せっかくの晴れ舞台が台無しになってしまうことも考えられます。
和装では、大きな動きは厳禁です。
ひとつひとつの動きに気を配っていきましょう。

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