卒業式は人生でも思い出深いイベントになるため、トラブルなく過ごしたいですよね。
卒業式で袴を着る方に注意していただきたいケースがいくつか存在します。
そこで本記事では袴によって起こるトラブルとその応急処置について解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□袴が落ちてくるトラブルは多いです!
卒業式で袴を着用する方は多いでしょう。
袴は動きやすいですが、着崩れを起こす可能性があります。
袴でよく起こるトラブルは以下の3つです。
・衿元がたるんできてしまう
・袴の紐が解けてしまう
・袴がずり落ちてきてしまう
これらは非常によく起こるケースなので、応急処置について知っておく必要があります。
後半ではこれらのケースでの応急処置を解説します。
□着崩れが起きてしまったらどうする?対処法を解説します!
では、このようなトラブルが起きてしまったらどうすれば良いのでしょうか。
ここではよくあるトラブルの対処法を解説します。
*衿元がたるんできてしまった
衿元がたるんでしまっていたら目立つため、必ずチェックしておきましょう。
もしたるんでいることがわかったら、以下のような手順で直しましょう。
・まずは右手を袴の右脇から入れる
・着物の手前を下に引っ張る
・着崩れていた前の部分が下に引っ張られるため、左も同じようにして下に引っ張る
注意していただきたいのは、強く引っ張りすぎないことです。
強く引っ張ってしまうと背中の中心線がずれてしまいます。
*袴の紐が解けてしまった
卒業式に向かっている最中に袴の紐が解けてしまうというトラブルはよく起こります。
その際は以下の2つのポイントを意識しましょう。
・再度解けてしまわないように引きながら結ぶ
・かたく結んでから紐の余った部分を重ねて結んでおくと解けにくくなる
*袴がずり落ちてきてしまった
この場合はもう1度帯から結び直した方が良いのですが、そんな時間も場所もないという方が多いでしょう。
そんな時は袴の脇から手を入れて、着物を下に引っ張りながら帯と袴を一緒につかみましょう。
そして上に持ち上げると応急処置ができます。
それでも落ちてきてしまう場合は、固定するために袴の背中側にヘラがついているので、そのヘラを帯の結び目に差し込んでみてください。
□まとめ
袴による着崩れトラブルとその応急処置について解説しました。
トラブルを防ぐことが最も大切ですが、もしトラブルが起こってしまった時の対処法について知っておくことも大切なので、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。