袴のずり落ち防止策についてご紹介!卒業式で着崩れすることなく過ごしましょう!

自分で選んで綺麗に着こなせたはずの袴が崩れてしまっては、晴れの舞台である卒業式に集中できません。
しかし、動いている間に着崩れても、さっと直せたら素敵ですよね。
そこで今回は、袴のずり落ち防止策と、着崩れ時の対処法を解説します。
自分や友人の袴の着崩れ時には、ぜひご紹介する方法で直してみてください。

□袴のずり落ち防止策をシーン別にご紹介!

袴がずり落ちてくるのを防ぐためには、袴の裾を踏んでしまったり、座ったときに下へ引っ張ってしまったりするのを防ぐ必要があります。
これから紹介する3つの防止策を実践し、袴がずり落ちることの無いように気を付けましょう。

まずは、階段を上ったり下りたりするときの防止策です。
袴の腰の位置には隙間があるため、上るときは前側から、下りるときは後ろ側から手を入れて、袴を優しく持ち上げましょう。

次に、車に乗ったり車から降りたりするときの防止策です。
乗るときはお尻から座り、降りるときは足から降ろします。
その際、浅めに腰掛けることで、袴にしわが付きにくく、着崩れずに済みます。

そして、椅子に座るときの防止策です。
手を袴の横から後ろに入れて、優しく持ち上げてから座ります。
また、車に乗るときと同様に、深く腰を掛けないことを意識しましょう。

□袴の着崩れ時はどのように対処すべき?

袴がずり落ちてこないように策を講じても、着慣れていない場合は袴を着崩してしまうことがあります。
ここでは、袴の紐が緩んできたときと、袴がずり落ちてきたときの対処法を解説します。

袴の紐が緩んできたときは、どのように対処すべきでしょうか。
まずは、袴の高さを調整しましょう。
次に、紐を一度結んでから(一結び)、蝶々結びをします。
紐が余ってしまった場合は、長い方を結び目の裏側へ下から通し、上に出た紐を結び目に被せます。

袴がずり落ちてきたときは、どのように対処すべきでしょうか。
可能であれば、袴の紐を全部ほどいてから結び直します。
これは一人ではなかなか難しいため、できない場合は、着物を下に引っ張りながら、袴と帯の両方を同時に上に引っ張ります。
これで袴が正しい位置に戻るため、あとは袴の紐が緩んできたと同じように、紐を結びましょう。

□まとめ

この記事では、袴のずり落ち防止法と、着崩れ時の対処法について解説しました。
着崩れしやすいのは、階段・車・椅子を使うときですので、これらの動作を行うときは特に気を付けましょう。
袴を綺麗に着こなせるように万全の態勢を整えることで、素敵な卒業式が迎えられると良いですね。

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