「袴姿ってどんな歴史があるのかな」
卒業式にどうして袴姿を着るのか気になったことはありませんか。
現在、卒業式の風物詩となっている袴姿ですが、古い歴史があります。
今回はそんな袴姿の始まりや袴姿でチャレンジしたい映えポーズを紹介します。
□袴姿の始まりについて
明治大正時代に女学生の間で広がった袴姿ですが、昭和に入り戦争が始まると、節約を求められるようになったため廃れてしまいました。
この頃、卒業式に袴姿で参加する人は少なかったようです。
では、いつ頃から卒業式に袴を着るようになったのでしょうか。
それは、1987年の「はいからさんが通る」という映画が大きく関わっています。
この映画に登場する典型的な海老茶式部の姿の南野洋子さんに憧れを抱いた女学生が、卒業式に袴姿で登場し、それが全国的に広がっていきました。
これは80年代の女優に対する憧れであり、明治大正の女学生の西洋に対する憧れでもあります。
現在の袴姿も、その時代の女性の憧れが詰まった装いと言えるでしょう。
□映えるポーズを紹介します!
1つ目は、袴の片袖をあげたポーズです。
軽く肘を曲げて袖を広げたポーズは華やかな着物の袖を見せるのに持ってこいです。
腕を閉じたりピースサインで肘を曲げすぎたりすると、せっかくの柄も見えません。
ここは片方だけでも袖をアピールしてみましょう。
2つ目は、片袖の後ろを見せるポーズです。
口元に手を当てて、袖の裏側を見せましょう。
可愛くも、アンニュイな雰囲気にも見せられます。
さらに、かかとを上げることで、上から下まで洗練された印象になります。
3つ目は、袴の刺繍を見せる斜め向きポーズです。
体を斜めにして足を前後にずらすと、刺繍が良く見えます。
単にピースをするより、おしとやかで袴美人らしいポーズです。
4つ目は、壁にもたれる袴モデルのようなポーズです。
レンタル袴の写真集にもありそうな、壁にもたれるポーズにもチャレンジしてみてください。
目線はカメラから外し、遠くを見つめてみましょう。
大人っぽい、雰囲気のある写真に仕上がります。
5つ目は、後ろ美人のポーズです。
背中の細かな柄が見えたり、髪型もスッキリと映ったりする人気のポーズです。
顔が映らないため、インスタグラムにもアップしやすいですね。
□まとめ
卒業式では普段とは違う服装を身にまとい、髪も袴に似合うようにセットして式典に臨みます。
そこには、古くから続く歴史と、旅立ちという大切なイベントへの想いが詰まっています。
大切な節目にふさわしい、素敵な袴を選んでみませんか。
卒業袴レンタルをお探しの方はぜひMaiにご相談ください。