袴を着るときの下着は、どんなものをつけるか決まっていますか。
窮屈な印象の振袖や袴は、中に着る下着でかなり居心地の良さが変わってきます。
そこで今回は、袴を着る時の下着と靴下について取り扱いやすい特徴をご紹介します。
□袴を着るときの下着は何がオススメ??
*ノンワイヤーブラジャーがおすすめ
ワイヤー入りのブラジャーを普段つけている方でも、袴を着る際はノンワイヤーのものがおすすめです。
ワイヤー入りのブラジャーを装着すると、アンダーバストに位置するワイヤーが食いこんでしまい、痛みを感じます。
また、長時間このままでいると痛みや苦しさだけでなく気分までも落ちてしまいます。
袴をはだけさせないためにも、ワイヤー入りのブラジャーを付けることは避けましょう。
*和装用のブラジャー
ほとんどの方は、和装用ブラジャーを持ち合わせていません。
ノンワイヤーブラジャーというと、スポーツブラジャーやキャミソールを使う方がほとんどです。
和装を着るためだけに、和装用ブラジャーを準備するのは面倒という方にはこのようなノンワイヤーブラジャーをおすすめします。
しかし、ブラジャーがないと不安に感じる方は和装用ブラジャーを用意すると良いでしょう。
*ブラトップを使用することも
胸をなるべく押さえつけて平な状態で着ることが美しいとされる和装で、ブラトップを使用する際はパッドを抜いて使うのがおすすめです。
あまり厚みがありすぎると、着崩れしやすくなるため注意が必要です。
□袴に合わせる靴下の選び方
近年では、袴にブーツを履くことも珍しくありません。
その場合の靴下は、どのようなものを選べば良いかご存知ですか。
1.長めの靴下
1番押えたいポイントは、肌が見えないように長めの靴下を履くことです。
歩いてブーツより上が見えてしまう際に、なるべく肌の色を見せないようにしましょう。
脚の地肌が見えることで、だらしなさや品が落ちることにつながります。
ブーツを脱ぐ時に、一緒に靴下まで脱げることがないよう、短すぎるものはおすすめできません。
2.ニーハイソックス
総じて、一番ぴったりな靴下はニーハイソックスと言えます。
ブーツの脱ぎ履きで靴下が脱げることはなく、歩く際も肌が見えることはありません。
この点で言えば、黒いタイツを履く選択肢もあります。
しかし、タイツには大きなデメリットとして御手洗の時に面倒なことがあります。
袴の脱ぎ着も面倒な上に、タイツを履いていると着崩れもしてしまうため気をつけましょう。
□まとめ
今回は、袴を着る時の下着と靴下について取り扱いやすい特徴をご紹介しました。
特別な日にお気に入りの袴を着るという素敵な日に、下着や靴下によってトラブルが起きるのは勿体ないことです。
袴を着る日が居心地のよい日になるよう、どんな下着や靴下が合うのか事前に考えておきましょう。