袴の後ろのでっぱりの正体とは?構造について解説します!

「袴の後ろにあるでっぱりは何なのか」
このように疑問に思っている方は多いでしょう。
また、卒業式に袴を着用して、思い出深い1日にしようとお考えの方は多いでしょう。

せっかく袴を着るのであれば、所作や立ち振る舞いに気をつけたいものです。
そこで本記事では袴の後ろのでっぱりの正体と、袴を着用しているときに注意するべき所作について解説します。

□袴の後ろのでっぱりの正体とは?

袴の後ろにあるでっぱりの正体は何なのでしょうか。
それは帯の結び目です。
着物を着付ける際、着物の上で帯を締めます。
その帯は後ろで結んできれいに形を作ります。
そのため、後ろがでっぱってしまうのは当然なのです。

□袴姿で気をつけたい所作について解説します!

ここでは、袴姿を美しく見せるために気をつけたい所作を解説します。

まずは立ち方です。
袴姿のときの立ち方で最も大切なのが姿勢よく立つということです。
背筋を伸ばして胸を張ると上品で堂々として見えるのでオススメです。
袴を着用している時間の多くは立つことになると思いますので、ぜひ意識してみてください。

次は座り方です。
袴を着用しているときは、椅子に座る際にも注意が必要です。
スカートを履いている時と同じように座ってしまうと、袴が下にズレてきてしまい、着崩れを起こす恐れがあります。

そのため、椅子に座る前には袴の両脇から手を入れて、袴の背中側を軽く持ち上げてから座るようにすると下にズレにくく、シワにもなりにくいです。

次は階段の上り下りです。
袴姿で階段を上り下りする時は、裾を踏まないように注意しましょう。
座る際と同じように、袴の両脇から手を入れて、登るときはお腹側を、降りるときは背中側を持ち上げるようにすると袴全体を持ち上げられます。

ただ、どちらの場合も持ち上げすぎるとはしたなく見えてしまいます。
そのため、くるぶしが見えるかどうかという程度に抑えておくと良いです。

最後は腕を上げるときです。
誰かに手を振ったり、電車やバスの吊り革につかまったりするとき、腕を上げる時があるでしょう。

そのまま腕を上げると、袖口が肘まで下がって腕が出てしまいます。
そのため、腕を上げるときはもう一方の手を使って袖口を持って下がらないようにすると良いでしょう。

□まとめ

袴の後ろのでっぱりの正体と、袴を着用しているときに注意するべき所作について解説しました。
袴について、少しでも知っていただけたでしょうか。
所作に関しては着崩れを起こさないためにも重要なので、ぜひ本記事を参考にして理解しておいてくださいね。

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