卒業式や成人式で華やかに袴を着たいけど、着付けの仕方がよくわからない、おしゃれな袴コーデに挑戦したいと考えている方へ。
袴の着付けって、帯締めは必要なの。
どんな飾り付けができるの。
この記事では、袴の着付けに必要なものや不要なものを解説し、帯締めを使わない理由、おしゃれな飾り付け方法を紹介します。
これで皆さんも安心して袴を着付けの準備を進め、自信を持って華やかな袴姿を完成させることができるはずです。
□袴の帯締めはいらないって本当?
袴の着付けでは、帯締めは不要です。
なぜなら、袴は帯締めを使用しない結び方だからです。
着物の場合は、帯を締めて固定するために帯締めが必要ですが、袴は浴衣の帯結びと同じように、帯締めなしで固定できる結び方なのです。
そのため、袴の着付けに必要なものリストには帯締めは含まれません。
とはいえ、おしゃれとして帯締めを使う人が増えてきているのも事実です。
着物用の帯締めではなく、洋服でも使えるパールやリボンなどが人気で、簡単に華やかな袴コーディネートができます。
□袴の着付けに必要なものリスト
では、袴の着付けには具体的にどんなものが必要なのでしょうか。
1:着物
2:長襦袢
3:肌襦袢
4:袴
5:半衿
6:衿芯
7:重ね衿(なくてもOK)
8:半幅帯
9:腰紐
10:伊達締め
11:草履orブーツ
12:足袋(草履を履く場合は足袋が必要です)
13:補正用のフェイスタオル(量は着付師さんに確認しましょう)
14:肌着がワンピースタイプではない場合は、裾よけが必要です。
(上下別々の肌着ならどちらも用意しましょう)
また、着付師さんによってはコーリンベルトが必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
振袖の着付けと異なる点は、帯締めや帯揚げ、帯枕などが不要な点です。
振袖で使用した帯も、袴の着付けには必要ありません。
代わりに、袴の着付けには着物用の帯ではなく、〝袴下帯〟と呼ばれる「半幅帯」が必要です。
□まとめ
この記事では、袴の着付けに必要なものや不要なものを解説しました。
帯締めは不要で、おしゃれとして使う場合は、パールやリボンなどのアクセサリーを使うのがおすすめです。
着付けに必要なものは、着物、長襦袢、肌襦袢、袴、半衿、衿芯、重ね衿、半幅帯、腰紐、伊達締め、草履orブーツ、足袋、補正用のフェイスタオル、裾よけなどです。
着付師さんによってはコーリンベルトが必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
これで皆さんも安心して袴を着付けの準備を進め、自信を持って華やかな袴姿を完成させることができるはずです。