袴に合う卒業式草履の選び方とコーディネート例

華やかな卒業式、袴姿は最高の思い出となるでしょう。
しかし、袴に合う草履選びは意外と悩ましいものです。
せっかくの晴れ舞台、完璧なコーディネートで最高の笑顔を写真に残したいですよね。
そこで、今回は卒業式の袴に合う草履選びについて、袴の種類や色、身長、デザイン、価格など、様々な観点から詳しくご紹介します。

卒業式の袴に合う草履の選び方

袴の種類に合わせた草履の選び方

卒業式の袴に合わせる着物は、袖の長さによって呼び方が変わります。
もっとも一般的なのは二尺袖(小振袖)で、袖丈が約二尺(約76cm)と短めで動きやすく、卒業式の定番スタイルです。
一方で、中振袖や振袖など袖丈が長い着物は、より華やかでフォーマルな印象を与えます。

なお、「長着」というのは裾まで丈のある通常の着物を指す言葉で、二尺袖と対立する種類ではありません。
二尺袖も長着の一種にあたります。

足元は、二尺袖には小ぶりで可愛らしいデザインの草履やブーツがよく似合い、振袖には上品で高さのある草履がぴったり。
草履の台の高さやブーツのヒールの高さを考慮して袴丈を調整すると、全体のバランスが美しく整います。

袴の色に合わせた草履の選び方

袴の色によって、合う草履の色も変わってきます。
例えば、濃い色の袴には落ち着いた色合いの草履が、明るい色の袴には華やかな色合いの草履がおすすめです。
ただし、あまりにも派手すぎる組み合わせは避けるべきでしょう。
また、袴と草履の色を同系色でまとめるのも一つの方法です。
例えば、紫色の袴には紫系の草履を、赤色の袴には赤系の草履を選ぶなど、色のトーンを合わせることで、より洗練された印象になります。
さらに、袴の色と草履の鼻緒の色を合わせるのも良いでしょう。
これにより、統一感のあるコーディネートが完成します。

https://kinenbi.mai-jp.net/detail/?id=165595

こちらのフォトギャラリーでは、柔らかな藤色の着物に大きな花模様があしらわれた卒業袴をご紹介しています。
深みのある黒の袴には色鮮やかな刺繍が施され、華やかさと凛とした上品さを引き立てています。
伝統美にモダンな雰囲気も添えた装いを、ぜひご覧ください。

身長に合わせた草履のサイズの選び方

草履のサイズは、身長に合わせて選ぶことが重要です。
身長が高い方は大きめの草履を、身長が低い方は小さめの草履を選ぶのが一般的です。
しかし、あまりにもサイズが合わないと歩きづらかったり、袴とのバランスが悪くなってしまったりします。
そのため、自分の足のサイズだけでなく、袴の丈や全体のバランスも考慮して、適切なサイズを選びましょう。
通常、草履のサイズは22cmから24.5cm程度まで幅広く展開されています。
販売店では、サイズだけでなく履き心地も確認してから購入することをおすすめします。
加えて、店員に相談してみるのも良いかもしれません。

卒業式にふさわしい草履のデザイン

草履の台の種類と選び方のポイント

草履の台には、様々な種類があります。
代表的なものとしては、かかとが高い「高台」と、かかとが低い「低台」があります。
高台はよりフォーマルな印象を与え、低台はカジュアルな印象を与えます。
卒業式では高台を選ぶことが多いですが、袴の種類やデザイン、自身の好みなどを考慮して選びましょう。
また、台の素材も重要です。
例えば、木製の台は耐久性が高く高級感があります。

一方、ゴム製の台は軽量で歩きやすく、雨の日にも安心です。
このように、素材によって特徴が異なるため、よく検討することが大切です。

鼻緒の種類と選び方のポイント

鼻緒にも、様々な種類があります。
シンプルなものから華やかな刺繍が施されたものまで、デザインは様々です。
袴の色やデザインに合わせて、鼻緒のデザインを選ぶことが重要です。
また、鼻緒の素材にも注目しましょう。
例えば、綿素材は肌触りが良く通気性も抜群です。
一方、合成繊維素材は耐久性が高くお手入れも簡単です。
このように、素材によってメリットが異なるため、自身の足の形や履き心地なども考慮して、最適な鼻緒を選びましょう。
さらに、鼻緒の太さや形状も考慮すると、より快適な履き心地が得られます。

素材別のメリットデメリット

草履の素材は、木、ゴム、その他合成素材などがあります。
木製の草履は高級感があり丈夫ですが、重く雨に弱いというデメリットがあります。
一方で、ゴム製の草履は軽く雨にも強い反面、高級感がやや劣る場合があります。
その他の合成素材は、木やゴムの長所を組み合わせたものが多く、価格も比較的安価です。
このように、それぞれの素材にはメリットとデメリットが存在します。
そのため、自身の予算や好みに合わせて選ぶことが重要といえます。
さらに、使用シーンや天候も考慮に入れると良いでしょう。

草履の価格相場

素材別の価格相場

草履の価格は、素材によって大きく異なります。
木製の草履は数千円から数万円のものまで幅広く、ゴム製の草履は数千円程度が一般的です。
合成素材の草履は数千円から一万円程度のものが多いといえます。
このように価格帯に幅があるため、予算に合わせて素材を選ぶことが大切です。
また、デザインやブランドによっても価格が変動するため、事前に調べておくことがおすすめです。

レンタルと購入の価格比較

草履はレンタルすることもできます。
レンタルの場合、購入するよりも価格が安価に済むことが多い反面、デザインやサイズの選択肢が限られる可能性があります。

一方で、購入する場合は長く使えるというメリットがありますが、価格が高くなる傾向があります。
そのため、予算や使用頻度などを考慮して、レンタルと購入のどちらを選ぶか検討しましょう。
また、レンタルの場合は返却の手間なども考慮する必要があります。

袴と草履を合わせた卒業式コーデのコツ

二尺袖の袴に合う草履とコーディネート例

二尺袖(小振袖)に袴を合わせるスタイルは、卒業式でも定番です。
可愛らしいデザインの草履がよく似合い、刺繍入りの鼻緒やカラフルな台を選ぶと華やかな印象に仕上がります。
袴の色と草履の色をリンクさせると、まとまりのあるコーディネートになり、髪飾りやバッグなどの小物とも調和がとれます。

卒業式にふさわしい草履の色

卒業式にふさわしい草履の色は、白、黒、金、銀といった定番の色がおすすめです。
これらの色はどんな袴にも合わせやすく、上品な印象を与えます。
しかし、袴の色と草履の色が全く同じだと、少し地味な印象になる可能性があります。
そのため、トーンを少し変えるなど工夫すると良いでしょう。
また、袴の柄や刺繍の色と合わせるのもおすすめです。

まとめ

卒業式の袴姿は、学生生活の締めくくりにふさわしい特別な装いです。
草履ひとつでも印象は大きく変わり、色や素材、デザインの選び方次第でコーディネート全体がより華やかにも、上品にも仕上がります。
自分らしさを大切にしながら、袴や小物とのバランスを意識して草履を選べば、きっと「これだ!」と思える一足に出会えるはずです。
最高の一日を、最高の笑顔で迎えられるよう、ぜひ草履選びにもこだわってみてくださいね。

Maiでは多種多様な袴を取り扱っています。
撮影や袴選びのご参考に、ぜひこちらをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA