卒業式、袴姿で最高の思い出を作りたいですよね。
でも、袴の足元って意外と悩ましいもの。
ブーツにする？
草履にする？
そして、靴下？
ストッキング？
足袋？
どんな組み合わせが正解なのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、袴とブーツ、袴と草履それぞれの組み合わせに最適な足元の選び方を、素材や色、機能性といった観点からご紹介します。
素敵な袴スタイルを完成させるためのヒントを、ぜひお役立てください。
袴とブーツの足元コーデ
最適なストッキング選び
袴にブーツを合わせる場合、ストッキングは必須アイテムではありませんが、より洗練された印象に仕上げたいなら、肌色のストッキングがおすすめです。
ブーツからストッキングが見えない場合、好きな色を選んでも構いません。
ただし、ブーツを脱ぐ予定がある場合は、ベージュ系のストッキングが、袴とのコーディネートに合わせやすく無難です。
静電気防止スプレーを使用するのも良いでしょう。
薄手のストッキングは、ブーツの履き心地を妨げにくいというメリットもあります。
ブーツ着用時の防寒対策
冬の卒業式は冷えるため、防寒対策は必須です。
厚手のタイツや裏起毛タイツなどを活用することで、足元からくる冷えを防ぎ、快適に過ごせます。
発熱素材の靴下も効果的です。
ただし、着圧タイツなど締め付けが強いものは、長時間履くと不快感を感じる可能性があるため、適度なフィット感のものを選びましょう。
式典後のブーツ脱ぎ方
式典後、ブーツを脱ぐ予定がある場合は、脱いだ後も足元が美しく見えるよう、事前に準備しておきましょう。
例えば、薄手の足袋ソックスをストッキングの上から履いておく、あるいは脱いだ時に履く足袋を別に用意しておくのも一つの方法です。
脱いだ後の足元まで、トータルでコーディネートを考えましょう。
袴と草履の足元コーデ
最適な足袋の選び方
草履を履く場合は、足袋が必須です。
足袋を選ぶ際には、素材や機能性、そして色にも注目しましょう。
素材は、綿や絹など、通気性の良いものがおすすめです。
機能性としては、5枚コハゼの足首部分が長めのものが、階段の上り下りなどでも足首が見えにくく安心です。
足袋の素材と機能性
足袋の素材は、綿や絹、さらしなど様々です。
綿は通気性と吸湿性に優れ、一年を通して快適に履けます。
絹は高級感があり、滑らかな肌触りが特徴です。
さらしは、最もシンプルな素材で、清潔感があります。
機能性としては、かかと部分に補強があるものや、滑りにくい素材を使用したものなど、様々な種類があります。
自分の足の形や好みに合わせて選びましょう。
袴に合う足袋の色
足袋の色は、白が最も一般的で、フォーマルな場面に最適です。
しかし、袴の色や柄によっては、他の色を選ぶことも可能です。
例えば、袴が濃い色の場合は、白以外の明るい色の足袋を選ぶと、足元が引き立ちます。
ただし、派手すぎる色は避けた方が無難です。
まとめ
袴の足元コーデは、ブーツと草履、それぞれに最適なアイテム選びが重要です。
ブーツの場合は、ストッキングやタイツ、靴下などから、防寒性や脱いだ後のことを考慮して選びましょう。
草履の場合は、足袋が必須で、素材、機能性、色に注意して選ぶことで、より上品で美しい足元を演出できます。
この記事が、素敵な卒業式を彩る一助となれば幸いです。
当日は、自信に満ちた袴姿で最高の思い出を作ってください。
