卒業式、袴姿で最高の思い出を作りたいですよね。
でも、袴メイクは普段のメイクとは少し違います。
どんなメイクをすれば袴姿がより美しく映えるのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、卒業式袴のセルフメイクについて、ベースメイクからアイメイク、チーク、リップまで、具体的な方法とポイントを分かりやすく解説します。
卒業式袴に似合うベースメイクの極意
ナチュラル肌を作るための下地選び
卒業式当日は、一日中美しい肌を保つことが大切です。
そのためには、下地選びが重要です。
自分の肌質や悩みに合った下地を選ぶことで、メイクの仕上がりや持ちが大きく変わります。
乾燥肌の方は保湿効果の高い下地、オイリー肌の方は皮脂コントロール効果のある下地を選びましょう。
また、色付きの下地を使うことで、肌の色ムラを補正し、より自然な仕上がりを実現できます。
例えば、くすみが気になる方はパープル系、赤みが気になる方はグリーン系の下地を選ぶと効果的です。
袴スタイルに合わせたファンデーションテクニック
ファンデーションは、肌の色を均一に整え、透明感を出す役割を果たします。
袴メイクでは、マットな仕上がりが好ましいです。
ツヤ肌よりも、上品で落ち着いた印象を与え、着物や袴の華やかさを引き立てます。
リキッドファンデーション、パウダーファンデーション、クッションファンデーションなど、様々なタイプがありますが、マットな仕上がりを求めるなら、パウダーファンデーションやマットタイプのクッションファンデーションがおすすめです。
自分の肌の色に合った色を選び、少量ずつ丁寧に塗布することで、厚塗りにならず、自然な仕上がりになります。
コンシーラーとフェイスパウダーで完璧な肌へ
ファンデーションだけではカバーしきれないシミやニキビ跡、クマなどをコンシーラーで丁寧にカバーしましょう。
コンシーラーは、気になる部分に少量ずつ点置きし、指先で優しく伸ばして馴染ませます。
カバー力が高いコンシーラーを使うと、より自然に肌の欠点を隠すことができます。
最後に、フェイスパウダーを全体に軽くはたいて、メイクを長時間キープします。
フェイスパウダーは、テカリを抑え、メイク崩れを防ぐ効果もあります。
BBクリーム活用術・時短メイクテクニック
時間がない朝でも、簡単にベースメイクを仕上げたい方には、BBクリームがおすすめです。
BBクリームは、化粧下地とファンデーションの機能を兼ね備えているので、これ1つでベースメイクが完了します。
ただし、カバー力はファンデーションに比べて低いので、気になる部分にはコンシーラーを重ね塗りするなど、工夫が必要です。
BBクリームを使用する際は、フェイスパウダーで仕上げることで、より自然で美しい肌を作ることができます。
袴メイクをセルフで叶える!アイメイク・チーク・リップのポイント
袴スタイル別アイシャドウの選び方と塗り方
アイシャドウは、袴のスタイルや色に合わせて選びましょう。
古典的な袴には、落ち着いた色味のアイシャドウがおすすめです。
ブラウンやベージュ系の自然な色合いで、上品な印象に仕上げます。
レトロな袴には、少し華やかな色合いのアイシャドウも取り入れて良いでしょう。
ピンクやパープルなど、優しい色合いで、可愛らしい雰囲気を演出できます。
モダンな袴には、個性的な色合いのアイシャドウも挑戦してみましょう。
ブルーやグリーンなど、目を惹く色合いで、洗練された雰囲気を演出できます。
カジュアルな袴には、普段使いしやすい色合いのアイシャドウを選び、自然で親しみやすい印象に仕上げましょう。
塗り方は、まずベースカラーをアイホール全体に塗り、次にメインカラーを二重幅に塗ります。
最後に、締め色を目尻に少しだけ加えることで、奥行きのある目元を作ることができます。
和装に合うアイラインとマスカラのテクニック
和装メイクでは、アイラインは細く、自然な仕上がりを心がけましょう。
目尻を少しだけ跳ね上げることで、切れ長の美しい目元を演出できます。
ペンシルタイプやリキッドタイプなど、様々なタイプのアイライナーがありますが、初心者の方にはペンシルタイプがおすすめです。
マスカラは、ボリュームタイプよりもロングタイプを選ぶと、自然で上品な仕上がりになります。
まつげを根元から持ち上げ、丁寧に塗布することで、より魅力的な目元を演出できます。
つけまつげは、控えめに使用するか、使用しない方が良いでしょう。
自然な立体感を演出するチークの入れ方
チークは、血色感を良くし、顔全体に明るさを与える役割があります。
和装メイクでは、チークを濃く入れすぎると、不自然な印象になってしまうため、控えめに色を入れることが重要です。
頬の高い位置に、少量ずつ丁寧に塗布し、指先で優しくぼかして馴染ませます。
色は、袴の色味と調和するものを選びましょう。
例えば、赤系の袴にはオレンジ系のチーク、青系の袴にはピンク系のチークなどがおすすめです。
袴の色と調和するリップカラーの選び方と塗り方
リップカラーは、袴の色味と調和するものを選びましょう。
古典的な袴には、落ち着いた色味のリップがおすすめです。
赤やピンクなど、上品な色合いで、女性らしい印象に仕上げます。
レトロな袴には、少し個性的な色合いのリップも取り入れて良いでしょう。
オレンジやブラウンなど、落ち着いた色合いで、洗練された雰囲気を演出できます。
モダンな袴には、華やかな色合いのリップも挑戦してみましょう。
レッドやピンクなど、目を惹く色合いで、個性を発揮できます。
カジュアルな袴には、普段使いしやすい色合いのリップを選び、自然で親しみやすい印象に仕上げましょう。
塗り方は、まずリップライナーで唇の輪郭を描き、次に口紅を丁寧に塗布します。
マットな質感の口紅を使うことで、より上品な仕上がりになります。
グロスは控えめに使用するか、使用しない方が良いでしょう。
卒業式当日のメイク崩れを防ぐ方法
卒業式当日は、一日中メイクが崩れないように、いくつかの工夫をしましょう。
まず、メイク前にしっかりと保湿ケアを行い、肌の乾燥を防ぎます。
ベースメイクは、崩れにくいアイテムを選び、丁寧に仕上げることが大切です。
また、メイクの上から、フェイスパウダーやミストなどを吹きかけ、メイクの持ちを良くしましょう。
こまめなメイク直しも効果的です。
持ち運びしやすいアイテムを準備し、時間を見つけては、鏡で確認し、必要な修正をしましょう。
まとめ
今回は、卒業式袴のセルフメイクについて、ベースメイクからアイメイク、チーク、リップまで、具体的な方法とポイントをご紹介しました。
袴のスタイル別(古典・レトロ・モダン・カジュアル)に合わせたメイクの提案も行ったので、参考にしていただければ幸いです。
大切な卒業式、最高の笑顔と最高のメイクで、素敵な思い出を作ってください。



