卒業式で矢絣の着物に袴を着たいけど、どんなデザインを選べばいいのか迷っている、おしゃれで個性を発揮したい方は必見です。
矢絣の着物に袴は、レトロで可愛らしいだけでなく、実は歴史や意味も深いんです。
この記事では、矢絣の着物に袴のデザイン選びに迷っているあなたに向けて、その魅力や選び方のポイント、そしておすすめのデザインを解説していきます。
□矢絣袴とは?卒業式におすすめです!
矢絣袴は、古くから日本の伝統的な柄として愛されてきた「矢絣」を、袴に用いたものです。
1: 矢絣とは
「矢絣」とは、矢羽根をモチーフにした絣織物のことで、古来より縁起の良い柄として親しまれてきました。
矢羽根は、魔除けや厄除けの意味を持つとされ、また、まっすぐに突き進む矢の姿から、将来への願いや目標達成を象徴するとも考えられています。
2: 矢絣袴の歴史
矢絣が袴に用いられるようになったのは、明治時代から大正時代にかけてです。
当時、多くの女子学生が学生服として矢絣の着物に袴を着用していました。
矢絣は、まっすぐに進む矢から「卒業後は後に戻ることのないように」という意味が込められており、学生たちの未来への願いを象徴する柄として人気を博しました。
3: 矢絣袴が再び人気になった理由
近年、矢絣が再び人気になったのは、90年代にヒットした漫画「はいからさんが通る」の影響が大きいと言われています。
漫画の中で、主人公が着ていた矢絣の着物と袴姿が、レトロで可愛らしいと話題となり、卒業式の定番スタイルとして復活しました。
また、矢絣は、年齢や流行に左右されずに着こなせる、普遍的な魅力を持つ柄としても注目されています。
□矢絣のデザイン別おすすめ
矢絣は、レトロモダンから古典まで、様々なデザインがあります。
あなたの個性や好み、卒業式のテーマに合わせて、ぴったりのデザインを選びましょう。
1: レトロモダン
古典的な矢絣柄に、現代的なデザインを取り入れたものです。
個性的なデザインで、周りと差をつけたい人におすすめです。
白地に黒の矢絣柄に、赤やオレンジの花柄を組み合わせたデザインは、可愛らしさと大人っぽさを兼ね備え、卒業式に華やかさを添えてくれます。
鮮やかなピンク色の袴と合わせると、より一層華やかな印象になります。
2: クラシカル
伝統的な矢絣柄をそのまま生かしたデザインです。
上品で落ち着きのある印象で、卒業式にふさわしい風格を演出してくれます。
赤色の矢絣柄に、紫色の袴を合わせた組み合わせは、古典的な美しさを際立たせ、華やかでありながら上品な印象を与えます。
深緑色の矢絣柄に、白や薄いピンクの袴を合わせた組み合わせは、落ち着いた雰囲気で、大人の女性らしさを演出できます。
3: 個性的なデザイン
矢絣柄に、動物や植物など、様々なモチーフを取り入れたデザインです。
自分らしさを表現したい人におすすめです。
動物モチーフのは、可愛らしさの中に遊び心を加え、個性を際立たせます。
植物モチーフのは、自然の美しさを表現し、上品で華やかな印象を与えます。
□まとめ
矢絣袴は、歴史と伝統、そして現代的なトレンドが融合した、魅力的なアイテムです。
レトロモダンなデザインからクラシカルなデザイン、個性的なデザインまで、様々なデザインがあります。