卒業式を控えた若い女性の皆さん、成人式で着用した振袖を再び着る機会があることをご存知でしょうか。
実は、卒業式に振袖を袴と組み合わせて着用することで、自分らしさを表現するおしゃれなファッションを楽しむことができるのです。
伝統的なファッションに興味があり、和服を通して自己表現を楽しみたいと考えている方に向けて、本記事では卒業式に振袖を活用する方法とそのファッション的な適切さについてご紹介します。
さらに、振袖と袴のコーディネートに関する具体的なアドバイスもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
□卒業式の振袖活用術：袴との組み合わせ方
卒業式で成人式の振袖を袴と組み合わせることは、マナー違反ではありません。
むしろ、個性を表現するおしゃれな選択肢の一つと言えるでしょう。
以下に、袴とのコーディネート例をいくつかご紹介します。
1:モダンな雰囲気を演出するなら、黒地に金銀の刺繍が施された振袖と、シックな色合いの袴を合わせるのがおすすめ。
アクセサリーはシンプルに抑え、大人っぽい印象に仕上げましょう。
2:可愛らしさを強調したいなら、ピンクや水色などのパステルカラーの振袖に、白や淡いベージュの袴を合わせるのが◎。
ふんわりとした優しげな雰囲気を作ることができます。
3:レトロな雰囲気が好みなら、古典柄の振袖と渋めの色合いの袴の組み合わせがぴったり。
アンティークな小物を取り入れるのもポイントです。
振袖と袴のコーディネートは、自分らしさを表現できる自由度の高いファッションです。
卒業式という晴れの舞台に、お気に入りの振袖で臨んでみてはいかがでしょうか。
□中振袖と袴の上手なコーディネート
中振袖と袴を組み合わせる際は、袖丈や着付け、袴との色の組み合わせなどに注意が必要です。
見た目のバランスと機能性を考慮したスタイリングのポイントを以下にまとめました。
1:袖丈の長い中振袖を着る際は、立ち居振る舞いに気をつけましょう。
袖を踏んだり引きずったりしないよう、階段の昇降時は袖を腕に掛け、椅子に座る時は袖を膝の上に置くなどの工夫が大切です。
2:中振袖は身丈が長めなので、袴とのバランスを取るためのおはしょりの始末が難しくなります。
美しく着こなすためには、和装に精通した経験豊富な方に着付けを依頼するのがおすすめです。
3:身長とのバランスにも配慮が必要です。
袖丈の長い中振袖は、身長が低い方にはバランスが取りづらく、逆に身長が高い方にはスラリとしたスタイルが活きる着こなしになります。
ただし、縦長のラインが強調されるので、大柄な印象を避けたい方には向かないかもしれません。
4:中振袖に合わせる袴は、草履を選ぶのがおすすめ。
ブーツを合わせるよりも、和装らしい上品な雰囲気を演出できます。
足元のコーディネートにもこだわって、全身のバランスを整えましょう。
卒業式で中振袖と袴を着用することは、他の学生とは一味違った存在感を放つことができるでしょう。
袴のみのレンタルサービスを活用するなど、賢く準備を進めて、自分らしいファッションを楽しんでくださいね。
□まとめ
本記事では、卒業式に成人式で着用した振袖を袴と組み合わせる方法について解説しました。
振袖と袴のコーディネートはマナー違反ではなく、自己表現として楽しむことができるおしゃれな選択肢です。
モダン、可愛らしさ、レトロなど、様々な雰囲気を演出できるコーディネート例も紹介しました。
また、中振袖と袴を合わせる際の注意点として、袖丈を考慮した立ち居振る舞いや、着付けは和装に精通した方に依頼することが大切だと述べました。
