大学の卒業式は学生生活のハレの日です。
そして、自分の好きな色を纏い、なりたい自分の雰囲気に近づけることができる日です。
そのためには、着物と袴選びだけではなく、髪型と髪飾りとの組み合わせが大切です。
では、どのようにして選んだら良いのでしょうか。
そこで今回は、袴に合う髪飾りの選び方と髪飾りの種類を紹介します。
□大学の卒業式の袴に似合う髪飾りの選び方
卒業式の袴に合う髪飾りの選び方を4つ紹介します。
1つ目は、袴や着物と同じ色を選ぶことです。
例えば、ピンク色の花が入った着物の時、髪飾りもピンク色のお花を選ぶと統一感が出ます。
使用する色が多くなると、その分華やかになりますが、まとまりのあるコーディネートにするときには、3色以内に抑えることをおすすめします。
2つ目は、帯や小物に入っている色に合わせることです。
巾着や帯などの柄や色の髪飾りを選ぶこともおすすめです。
袴がシンプルな時、アクセントとして、補色の色をした帯や小物を選ぶことがあります。
髪飾りも同様、帯や小物に合わせて選ぶとメリハリのあるコーディネートになります。
3つ目は、髪型や髪の長さとのバランスを意識することです。
ショートヘアならば、小さめのアートフラワーを、ハーフアップならば大きめのリボンを、など髪型によって決めると顔周りの印象もよりよくなります。
4つ目は、袴や着物の柄や雰囲気に合わせて選ぶことです。
着物や袴の柄に合わせて髪飾りの素材や種類を決めることで、雰囲気にぴったりな髪飾りを選べます。
□袴に合わせる髪飾りの種類とは?
卒業式の袴に合わせる髪飾りには、「つまみ細工」「アートフラワー」「生花」「かんざし」「リボン」「ヘッドドレス」「ピン」「帽子」など様々な物があります。
レトロやモダンな雰囲気にしたいときには、つまみ細工やかんざし、リボンが合います。
そして、袴を着終わった後にも、普段使いできます。
また、生花はフレッシュで発色がよく、香りも楽しめます。
しかし、水分補給やワイヤーの取り付けなど下準備が必要で手間がかかり、寿命が短いというデメリットがあります。
卒業式後も残しておきたいという人には、造花のアートフラワーがおすすめです。
華やかさがあり、取り扱いが簡単なことから、人気のある髪飾りです。
□まとめ
卒業式の和装は、着物と袴選びだけではありません。
いくら着物と袴のバランスが良かったとしても、髪型とのバランスが悪ければ、統一感のないコーディネートになります。
着物と袴を決めたら、髪飾りと髪型を決めていきましょう。