卒業式をはじめ、様々な場面で着ることがある袴ですが、正しい着方を覚えておくことで、短時間での着付けが可能になり、ヘアメイクにより時間を掛けられるようになります。
そこで今回は、袴の着方を紹介します。
袴の着方を知りたい方、着る予定がある方はぜひ参考にしてください。
□女袴の特徴・装着方法について
女袴は、基本的には行灯袴の構造をしているため、股がないものが基本になっています。
そのため、スカートのように着用することが出来ます。
スカートのように着用できるため、トイレの際にわざわざ外す必要がないというメリットがあります。
また、男袴にある腰版という腰当てがないので、圧迫感を軽減して着用できるというメリットもあります。
女袴を綺麗に着付けるためには、以下で解説する3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
*長襦袢
長襦袢は、和服用の下着という位置づけとされているので、袴の隙間から見えないように着用する必要があります。
そもそも着用する時点で、長襦袢が見えないかどうかという点をしっかりと意識するようにしてください。
また、もしも外から見えてしまっているという状況に気づいた場合は無理に袴で隠そうとしない方が良いこともあります。
なぜなら、綺麗に着こなせなくなってしまう場合があるからです。
*袴を着物の上から着用する
長襦袢を綺麗に着物で隠すことが出来ていれば、次は袴を着物の上から着用します。
袴を着用する際は、バストのすぐ下で帯を結ぶようにすることをおすすめします。
なぜなら、胸高に合わせることで、脚を長く見せることができるからです。
*裾の長さをチェックする
袴を着用した際に、見落としがちなのが裾の長さです。
履き物がブーツの場合、裾は足首のあたりにセットする必要があります。
また、草履の場合はくるぶしに合わせるのが適しています。
履き物によって裾を適した長さにすることで、綺麗に着付けが出来ます。
□まとめ
この記事では、袴の装着方法について紹介しました。
着付師に依頼することが多いかと思いますが、トイレで脱いだり、万が一袴がずれてしまったりした際に着付け方を知っておくことで冷静に対応することが出来ます。
そのため、本記事を確認して簡単に押さえておくと良いでしょう。
袴や着物のレンタルを検討している方は、ぜひMaiにご相談ください。