大学の卒業式で着る袴ですが、着るタイミングが限られているため、選び方が分からない人も多いでしょう。
特に平均身長よりも低めの女性については、悩むポイントが多いと思います。
今回は袴選びが初めての低身長の女性向けに、袴選びのポイントについて紹介します。
□袴選びのポイントとは
まずは、好みの色や柄から着物を選びましょう。
人によってかなり個性が出るポイントですが、赤やピンクなどのポップな柄から古典的な柄まで自由に選べます。
着物は、色のイメージで選ぶと良いでしょう。
赤の場合はエネルギッシュなイメージ、青の場合はさわやかでクールなイメージ、黄色の場合は元気で華やかなイメージです。
自分のイメージに合った色を選ぶと良いでしょう。
また、写真映えするかどうかも重要なポイントです。
華やかで派手な色を選ぶと顔まわりが明るい印象になり、写真映えが良くなるでしょう。
自分の肌の色にも気を付けて色を選ぶのも効果的です。
自分の好みばかりを優先するのではなく、予算を考えながら選ぶことも覚えておきましょう。
着物の費用だけではなく着付けやメイク、写真撮影にも費用はかかるのでトータルでみたときに予算オーバーしないように気を付けなければなりません。
袴選びは、選んだ着物との組み合わせを考えて選びます。
柄や色のバランスを考慮して、着物が小さいサイズであればぼかし袴にしたり、着物と袴を同系色でまとめたり、逆に反対色にしたりといった工夫が効果的です。
また、髪が明るい色の場合は濃い目の紫や紺で大人っぽくしたり、逆に暗めの色の場合は白やピンクなどの明るめの色で華やかな印象にしたりすると良いでしょう。
□低身長向けの袴選びにについて
背が低い方は、基本的に小さめの柄を選ぶと良いでしょう。
また、小柄な体型には繊細な柄と和の色使いが特徴の古典柄がよく似合います。
梅や桜などの小花柄や細かい柄が斜めに入っている着物は、すっきりとした印象になるのでおすすめです。
小柄であれば伝統的な柄との相性が良く、可愛らしい見た目になります。
そのため、古典柄にパステルカラーを組み合わせて女の子らしさを存分に発揮したデザインもおすすめです。
低身長の女性には古典柄がおすすめですが、モダン柄にした方もいると思います。
モダン柄にしたい方は、肩やバストなどできるだけ高い位置に目立つ柄のある着物を選ぶと良いでしょう。
□まとめ
今回は低身長の女性向けに、袴選びのポイントを紹介しました。
袴は着物とセットなので、予算や好みに合わせて色や柄の相性が良くなるように選びましょう。
また、低身長のメリットを活かしたい場合は、小柄な女性に似合う古典柄で明るい色を選ぶと良いでしょう。