卒業式を控えている人必見!袴に合う髪型と髪飾りの選び方を紹介!

卒業式の袴選びをする時、髪型や髪飾りも選びますよね。
着物や袴の種類だけでなく、髪飾りの種類も豊富なため選ぶのは一苦労です。
袴に合う髪型と髪飾りはどんなものがあるのでしょうか。
そこで今回は、袴に合う髪型と髪飾りの選び方を紹介します。

□卒業袴に合う髪型をご紹介!

まず、袴を着るときに出てくる疑問の中に、髪の毛をすべてアップにするべきなのかということがあります。
必ずしもアップにする必要はありません。

実際の卒業式でも編み込みやハーフアップなど様々なヘアスタイルをしている方はいらっしゃいます。
卒業袴に合うヘアスタイルにはアップがあります。
ミディアムやロングの方は編み込みですっきりとさせたヘアスタイルができます。
ヘアアクセサリーを付けるとより華やかになるでしょう。

そして、しっかりとピンで固定しておくと崩れにくく綺麗な状態を保てるでしょう。
また、サイドアレンジをして古風なイメージに仕上げることもできます。

アップではなくハーフアップも人気のヘアスタイルです。
エアリーハーフアップは、巻きをしっかりつくり、毛先にルーズ感を出すことがおすすめです。
そうすることで、ふんわりと優しい雰囲気になります。
さらにハーフアップと編み込みを組み合わせると、より女性らしい雰囲気になるでしょう。

□袴に合う髪飾りの選び方とは?

袴に合う髪飾りを4つ紹介します。

1つ目は、袴や着物と同じ色の髪飾りを選ぶことです。
袴や着物に入っている色に合わせて髪飾りを選ぶことで全体に統一感が出ます。
使用する色が多くなるほど華やかな印象になりますが、3色以内に抑えることでコーディネートにまとまりが出ます。

2つ目は、帯や小物に入っている色と同じ髪飾りを選ぶことです。
袴自体の色やデザインがシンプルな場合、アクセントとして反対色の帯や小物を選ぶことがあり、髪飾りも帯や小物に入った色を取り入れることでメリハリが出ます。
また、色のトーンを合わせるとよりまとまりのあるコーディネートになるでしょう。

3つ目は、ヘアスタイルや長さとのバランスを意識することです。
ヘアスタイルや長さとのバランスを意識して髪飾りを選ぶことで、顔周りの印象がよく仕上がります。
アップスタイルでは、ドライフラワーやパールピンをちりばめることで華やかになります。

ハーフアップに大きなリボンを取り入れると、はいからさん風のスタイルになるでしょう。
また、ショートヘアの人は小さめのアートフラワーをワンサイドにまとめてみるといいでしょう。

4つ目は素材選びです。
ドライフラワーやつまみ細工、リボンなど髪飾りの種類は様々です。
使う素材によって雰囲気が変わってきますので、袴や着物の柄や雰囲気に合わせて選びましょう。

□まとめ

袴に合う髪型で人気なのはアップスタイルやハーフアップです。
それぞれの髪型には良さがあり、相性の良い髪飾りも変わってきます。
髪型選びも大切ですが、袴や着物の柄や雰囲気を意識して髪飾りを選んでみるのはどうでしょうか。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

袴姿での歩き方や階段の上り下りのポイントをご紹介!

「袴や着物を着ているときは、どんな立ち振る舞いをすればいいの」
「階段の上り下りで着崩れを起こしそう」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
では、どんなところに注意を向ければ良いのでしょうか。

そこで今回は、袴姿での歩き方や立ち姿勢、階段での上り下りのポイントを紹介します。

□袴姿での歩き方と立ち姿勢

袴姿での歩き方と立ち姿勢について紹介します。
基本の立ち姿勢は、背筋を伸ばし、顎を引いて胸を張ります。
猫背にならないようにするには、腹筋に力を入れましょう。
腹筋に力が入ると自然に背筋が伸びてきます。

背筋だけでなく、足元にも気を配りましょう。
草履の場合は、少しだけ内股にし、足を八の字にしてつま先を付けます。
ブーツの場合は、かかとを付け片足を少し後ろに引きましょう。
足元に意識を向けるだけで、綺麗にみせられます。

袴姿での歩き方は、小股で歩くことが大切です。
洋服の時のように大股で歩いてしまうと、着崩れの原因にもなります。
歩幅は小さくして、顔を上げて背筋を伸ばしましょう。
歩くときのポイントは、つま先を内側にいれるイメージを持つことです。

□階段の上り下りのポイントとは?

袴は裾が長いため、階段の上り下りでは特に注意が必要です。
上り下りの際そのまま上り下りをしてしまうと、裾が汚れてしまいます。
上るときには、袴の両脇から手を入れて、前を浮かせるようにしましょう。
袴を浮かせていないと、裾を踏んでしまい怪我につながるほか、着崩れしてしまいます。

下るときは、袴の両サイドのスリットから手を差し込んで、優しく持ち上げましょう。
後ろは視界に入りませんので、上りより慎重に持ち上げます。
着崩れの心配がありますが、安全を第一に考えましょう。

もし、着崩れをしてしまったら、応急処置をしましょう。
例えば、袴の帯が崩れてしまったときです。
袴の帯の着崩れの原因は、着付けた帯の位置が下がっていることが考えられます。

応急処置として、着物が一緒に上がらないように、袴の右脇から右手を入れて着物の衿先を下に引っ張りながら持ち上げましょう。
このように自分でも直せる応急処置方法を覚えておくと便利です。

□まとめ

袴を着用する機会が少なく、立ち振る舞いが分からないという方も多いでしょう。
袴や着物は立ち振る舞いで、印象が大きく変わってきます。
背筋を伸ばし、足元に注意を向けておくだけで、美しく見えます。
気を抜いてしまうとだらしなく見えてしまいますので、所作に注意を向けましょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

袴を選んでいる方必見!振袖と袴の色の組み合わせをご紹介!

振袖に種類があることを知っていますか。
振袖自体が格の高い着物ですが、袖丈の長さによっても格の差が出てきます。
では、どんな違いがあるのでしょうか。
今回は、振袖の種類と、袴と着物の色の組み合わせについて紹介します。

□振袖の種類

振袖には、「大振袖」「中振袖」「小振袖」の3つがあります。
これらの違いは、袖の長さです。

振袖は、未婚女性の礼装で、着物の中でも格が高く、袖丈が長いほど、格が高くなるのです。
大振袖は、袖丈約114センチメートルで、婚礼衣装の定番とされてきた衣装です。
袖丈が114センチメートルもあると、袖が床についてしまいます。

そのため、「お引き」や「引き振袖」とも呼ばれています。
現在では、お色直しの衣装として着用されています。

中振袖は、20歳になると着用する方が多いのではないでしょうか。
袖丈が約100センチメートルある中振袖は、成人式の晴れ着として着用されているものです。
中振袖といえば成人式というイメージがありますが、結婚式のお呼ばれや改まった式典への出席、結納など様々な場面に適しています。

小振袖は、袖丈約76センチメートルで、別の言い方に直すと二尺であるため、二尺袖とも呼ばれます。
袖丈が短いため、可愛らしい雰囲気で動きやすいことが特徴です。
小振袖は、袴と組み合わせて、卒業式に着用されているケースが多いです。

□袴の色を組み合わせるポイントとは?

袴の色の組み合わせのポイントを紹介します。

1つ目は、色相環を確認することです。
色は、光の波長によって変化し区別されます。

色の変化を輪にしたものを「色相環」といい、隣り合う位置にある色は「同系色」、向かい合う位置にある色を「補色」といいます。
色の組み合わせの基本は、同系色か反対色にすることです。

2つ目は、同系色と組み合わせることです。
着物と袴の色を同系色で組み合わせることで、全体の調和がとれます。
さらに、上品かつ優しい印象にもできます。

3つ目は、反対色と組み合わせることです。
反対色で組み合わせることで、メリハリが出ます。

普段の洋服のコーディネートでは、反対色の組み合わせは難しいですが、普段できないような色の組み合わせに挑戦できます。
反対色でおしゃれに着こなしたい方や目立つコーディネートをしたい方におすすめです。

□まとめ

袴と振袖の組み合わせは、色が重要になってきます。
また、振袖の種類を知り、その時にあった物を選ぶことも大切です。
もし、場に合わない組み合わせにしてしまうと、周囲から浮いてしまうかもしれません。
振袖の特徴を知り、おしゃれに着こなしていきましょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

男性の袴のコーディネートに必要なものの組み合わせとは?卒業袴の人気色もご紹介!

男性も女性も同様のことが言えますが、和装に関係する物の中には、聞きなじみのない言葉が多いと思います。
例えば、長着や長襦袢などです。
これらは、洋装で例えるとどのような役割を担っている物なのでしょうか。

今回は、男性袴のコーディネートに必要なものの組み合わせと、卒業袴の人気色について紹介します。

□男性の袴のコーディネートに必要なものの組み合わせを紹介!

男性が袴を着用する時に着る物をスーツに例えて紹介します。
まず、長着(ながぎ)は着物で、長襦袢(ながじゅばん)はタンクトップをイメージしてください。
羽織はジャケット、袴はパンツ、そして帯はベルトです。

長襦袢や長着と言われても、なんだろうと思うかもしれませんが、馴染みのあるスーツに例えることでイメージがしやすくなります。

□卒業袴の人気の色とは?

卒業袴の人気の色を紹介します。

1つ目は、赤色の袴です。
かわいい赤色からワインレッドまで赤と言ってもカラーバリエーションが豊富です。
赤色の袴に合わせるならば、淡いピンクやオレンジといった同系色がおすすめです。
また、白地に赤の花柄の着物ならレトロな雰囲気が出ます。

2つ目は、黄色の袴です。
黄色の袴は、山吹色のような落ち着いた色が中心でカラー展開されています。
黄色の袴には、赤や緑、オレンジが合います。

黄色も同系色と合わせることが多いですが、インパクトのある着こなしがしたい方は、青紫や紫の着物と組み合わせると良いでしょう。

3つ目は、緑色の袴です。
深みのある緑色は、品格や雅な雰囲気が出ます。
赤や紺のような定番色に比べると、被りにくいことも特徴です。
また、中間色であるため、同系色の黄色や青だけでなく、補色の赤とも相性が良いです。

4つ目は、紺色の袴です。
紺色は、さわやかで知的な印象を与えるため、万人受けする色です。
落ち着いた袴で卒業式に参加したい方におすすめです。
刺繍入りの袴を選べば、清楚で可愛らしい雰囲気になります。

水色や紫色の同系色の着物との組み合わせは、落ち着いた雰囲気になります。
また、ピンクの着物との相性も良いです。

□まとめ

着物と袴の組み合わせは、同系色と組み合わせると間違いないことが多いですが、反対色の着物を選んでも、メリハリがつき違った印象を与えられます。
また、袴のカラーバリエーションは豊富であり、様々な色の組み合わせができます。

せっかくの卒業式で着物と袴を着るのですから、理想の姿を目指したいですよね。
様々な袴と着物を見比べながら、自分の好みに合った着物と袴の組み合わせを見つけましょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

男性袴の特徴とは?立ち方や歩き方などの基本動作も併せてご紹介!

男性袴の特徴にはどんなものがあると思いますか。
女性はこの袴、男性はこの袴というように正確に決められているわけではありませんが、一般的に着られているデザインはあります。
では、男性用の袴にはどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、男性袴の特徴と和装の立ち方・座り方・歩き方などの基本動作を紹介します。

□男性袴の特徴!

男性用の袴の構造の特徴について紹介します。
男性用の袴で多いのは、馬乗り袴です。
馬乗り袴は、馬に跨るための袴として生まれ、、股の部分に仕切りがあるため、ズボンを履いている時のような足さばきができます。

そのため、女性が着用することの多い、行灯袴という袴よりも動きやすいです。
元々明治初期までは、男性も女性も馬乗り袴を着用していましたが、行灯袴が登場してからは、女性は行灯袴を着用するようになりました。

成人式や結婚式のようなお祝いの席では、男性は馬乗り袴を着る場合が多いですが、ファッションとして、袴を楽しむ場合は、行灯袴を着用する方も少なくありません。
正確に決められているわけではありませんので、普段着やファッションでの着用の場合は自分が着たい袴を着ることをおすすめします。

□和装での立ち方や座り方や歩き方などの基本動作とは?

和装での基本動作を紹介します。

立ち方では、背筋を伸ばし、顎は引き気味で胸を張りましょう。
背筋を伸ばすコツは、腹筋に力を入れることです。
立ち姿勢は、背筋だけに気を取られてしまいがちですが、足元にも注意を向けましょう。
草履を履いている場合は、内股を意識してつま先がハの字になるようにくっつけましょう。

歩き方では、立ち姿勢と同様に背筋を伸ばします。
そして、膝頭をすり合わせるようなイメージで内股気味に歩きます。
和装姿では、大股で歩いてはいけません。
着崩れの原因になります。

和装では、歩幅を小さく、つま先を内側にいれるようにして歩きましょう。
また、上前を右手で軽く押さえて歩くことをおすすめします。
裾がはだけないだけでなく、奥ゆかしく見えます。

和装で椅子に腰掛ける時にも注意が必要です。
椅子に座るときは、背筋を伸ばし浅く腰をかけましょう。
深く腰をかけると、帯が潰れる原因になります。
そして、振袖を着ている場合は、膝の上に重ねて畳んでおくと、床をこすらない為、汚れることを防げます。

□まとめ

和装と洋装では所作に違いがあります。
和装は着崩れをしにくいことや裾が捲れやすいことから、小さな動きをすることが多いです。
特に歩幅に注意しましょう。

ひとつひとつの所作を丁寧にすることで、全体の動作が美しく見えます。
和装姿では、頭からつま先まで意識を向けましょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

袴姿での正座の仕方とは?正座以外の座り方も併せて紹介します!

袴姿での正座には正しい座り方と立ち方があることを知っていますか。
左足から座ることや右足から立つことなど細かいルールがあります。
また、袴がシワにならない工夫もされています。
そこで今回は、袴で正座をする方法と正座以外の座り方を紹介します。

□袴で正座をする方法とは?

袴で正座をする方法を紹介します。

まず、真っ直ぐ立った状態から左足を後ろに引き、左足のつま先を立て、左ひざを床につけます。
両手は太ももの上にそっと置きます。
右足も同様に、左足の横に持ってきましょう。

つま先を立てた後、腰を下ろし、かかとの上に座ります。
つま先を崩し、両足の親指を重ね正座をします。
最後に、両膝の間をこぶし一個分あけておきます。

この一連の流れが、正座の基本動作です。
座るときは、左足からです。
また、正座をするときに、両側に袴を少し広げておくとシワがつきにくくなります。

しかし、引っ張りすぎると、帯が緩んでしまいますので注意が必要です。
そして、起立をするときは、両足のつま先を立てた後に、右足を立て片膝立ちの状態にします。
そのまま両足を伸ばして立ち上がりましょう。

はじめにつま先を立てるのは、袴を踏み、転んだり着崩れをするリスクを低くするためです。
座るときは左足から、立つときは右足からを意識し、上体を真っ直ぐにすることを意識しておきましょう。

□正座以外の座り方をご紹介!

袴姿での正座以外の座り方は、「蹲踞(そんきょ)」と「胡坐(あぐら)」です。
蹲踞は、力士が取り組みの前に取る両膝を開いてしゃがむ姿勢のことです。
剣道でも同様の姿勢をとっています。

蹲踞は、背筋を伸ばしたままかかとに座るため、慣れるまでバランスをとることが難しいです。
両膝を大きく広げ、へその下に力を入れたり、つま先でしっかり立ったりすることでバランスをとれます。

胡坐は正座と違い、決まった座り方がありませんので、普段通り安座を組んでも問題ありませんが、袴は裾広がりになっているので、捲れてしまわないように注意が必要です。

床ではなく椅子に座るときには、袴の後ろを軽く持ち上げて浅く座り、背もたれに寄りかからないようにしましょう。
着崩れを防止できます。

□まとめ

正しい座り方を知っているだけで、所作が美しくなり、落ち着いて対応ができます。
袴や着物と言えば正座というイメージが強いかもしれませんが、その他にも座り方があります。
胡坐で座る場合は、正座とは違い捲れていないかの確認をするようにしましょう。
また、所作が雑だと着崩れがしやすくなりますので、十分な注意が必要です。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

袴の結び方は何種類?十文字結びの方法をご紹介します!

袴や着物を着付けるとき、普段結び慣れないため、難しく感じてしまいますよね。
実は、袴には4つの結び方があります。
一文字や十文字は耳にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

その他にも、結びきりや蝶結びがあります。
これらには、どんな特徴があるのでしょうか。
そこで今回は、袴の結び方の種類には何種類あるのかと、十文字結びの方法を紹介します。

□袴の結び方の種類は4種類!

袴の結び方には、4種類あります。

1つ目は、「一文字」です。
一文字という言葉は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
一文字は、一直線に袴紐が形作られている結び方です。

最も一般的な形で、名前の通り漢数字の「一」をイメージしています。
一文字は、袴の紐が下に垂れてしまわないように短く固定することが特徴です。

2つ目は、「十文字」です。
十文字は、袴紐を縦と横の両方に結び形を作る結び方です。
漢数字の「十」をイメージしており、紐を短く固定しています。
江戸時代から流行し始めた結び方で、一文字と同様一般的な形です。

3つ目は、「結びきり」です。
結びきりは、袴紐の巻き付け部分を締め付けて見せる結び方で、ネクタイのように一部を固定しています。

4つ目は、「蝶結び」です。
蝶結びは、公家の礼装の結び方として一般的な結び方です。
現代でも利用される場面が多いです。

□十文字結びはどうやってするの??

十文字結びの方法を紹介します。
まず、後ろの紐を前に引き出し、左側の紐を上に持ち上げます。
左右の紐を重ね合わせ、後ろの紐を前の紐の内側に通し、上から下にくぐらせます。
その後、左の紐を上に持ち上げ、中央で交差させます。

次に、左手の紐を上に持ち上げ、前の紐と絡げるようにして下に引きおろします。
右手の紐を左側に折り返し、同時に左手で紐を持ち替えます。
下に下がっている紐を前の紐に巻きつけた後に、下に引きおろします。

そして、左手にある紐を先端から折りたたみ、畳んだ紐の中央を結び目の真ん中に置くようにします。
下の紐を畳んだ紐の中央の下から上に巻き込みながら結んでいきます。
次に、紐の内側に通して下に引き、しっかりと巻き付けます。
最終的に、上に残っている紐を内側に折り込んで前の紐の内側に挟み込み、整えれば完成です。

□まとめ

一文字・十文字・結びきり・蝶結びの4つは、袴の結び方です。
普段着としてならば、好きな結び方で良いのですが、式典のように正式な場では、一般的にされている結び方をしましょう。

どの結び方が良いのかわからないという方は、一文字結びをしましょう。
最も一般的な結び方ですので、間違いないです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

卒業式の袴に振袖はタブー?中振袖と組み合わせるときの注意点を紹介します!

「卒業袴に振袖を組み合わせて良いのか」
「振袖の時に気を付けておいた方が良いことは何だろう」
卒業袴選びには、様々な悩みや疑問が出てくることでしょう。
今回は、卒業袴に振袖はタブーなのか、そして中振袖と組み合わせるときの注意点を紹介します。

□卒業式の袴に振袖はタブー?

振袖には袖丈の長さが違う、3つの種類があります。
「大振袖」と「中振袖」、「小振袖」で、袖が長くなればなるほど格が高くなります。
成人式でも着られ、目にする機会が多いのは、中振袖です。

中振袖は未婚の女性が着用する着物の中で、一番格の高いものです。
そして、卒業式でよく着られる着物は、小振袖で二尺袖戸とも呼ばれます。
中振袖よりも袖丈が短くなりますので、動きやすく可愛らしい雰囲気になります。

卒業式の時には、振袖と袴の組み合わせでも、二尺袖と袴の組み合わせでも問題はありません。
どちらも正装であり、特に決まりはないからです。

しかし、動きやすさを考えて、二尺袖を選ぶ方が多いです。
卒業袴に成人式で着用した振袖を着ることはタブーではありませんので、振袖をもう一度着たいという方は、せっかくの機会ですので、振袖と合わせてみると良いでしょう。

□袴に中振袖を合わせる時の注意点!

袴に中振袖を合わせる時の注意点を2つ紹介します。

1つ目は、袖丈を常に意識しておかなければならないということです。
中振袖は、袖丈が長いため、袖を引きずることや踏んでしまうことが考えられます。
特に階段の上り下りや椅子に座るときです。
階段の上り下りでは、袖を腕にかける、椅子に座るときは膝の上に置くなどの工夫をしましょう。

2つ目は、身長とのバランスを配慮することです。
身長が低い方は、バランスをとりづらくなってしまうという問題が出てくる可能性があります。

また、身長が高い人は、スラリとしたスタイルが活かされる着こなしが出来ますが、大柄なイメージが出るかもしれません。
その場合は、縦に長いラインが強調されないような組み合わせにすることがおすすめです。

□まとめ

卒業袴に振袖を組み合わせることは問題ありませんが、着こなしや立ち振る舞いに注意が必要です。
卒業式では、友人と写真を撮ったりいろんな人と話したりする時間があることでしょう。
もし、振袖を選んでしまうと、身軽に動けません。

また、汚れていないかを常に意識しておく必要がありますので、動きやすい方が良いという方は、中振袖ではなく二尺袖を選ぶことをおすすめします。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

子供の袴姿でのトイレの行き方とは?着崩れたときの対処法もご紹介!

「七五三のお参りの時、トイレに行きたがらないか心配」
「着崩れたらどうしよう」
七五三のお参りの時には、このようなお悩みを抱えている方がいるのではないでしょうか。
袴姿でのトイレ問題は、悩みの種ですよね。

今回は、子供の袴姿でのトイレ行き方と着崩れたときの対処法を紹介します。

□子供の袴姿でのトイレの行き方

男の子の七五三の時のトイレの行き方を3歳、5歳、7歳に分けて紹介します。

3歳の時には、トイレトレーニングの最中という子どもが多いでしょう。
トイレトレーニングを終えていたとしても、着なれない袴を着てトイレをすることはハードルの高いことです。
漏らしてしまうと、着物が汚れ、レンタルだと弁償が求められる可能性があります。
出先でのトイレが不安な方は、オムツの着用をおすすめします。

5歳の時は、トイレトレーニングを終えているため、オムツの着用が難しいです。
出先でも自分でトイレができるという経験ができます。
ただし、袴を着ているため、両親がトイレの対処方法を知っておくことが重要になります。

袴には、行燈袴と馬乗り袴の2種類があり、行燈袴はロングスカートのような筒状になっています。
一方、馬乗り袴は股に仕切りがある作りになっています。
馬乗り袴では、小だけなら、どちらか片方をまたまで上げることで用を済ませられます。
レンタル品の数が少ないですが、トイレのしやすさを考えると、行燈袴を選ぶことをおすすめします。

7歳では、トイレの心配はあまりなくなりますが、着物は着なれていないという状態になります。
男の子の場合は、5歳の場合と同様の対応をしましょう。

□袴が着崩れたときは?

袴が着崩れた時の直し方を3つのケースに分けて紹介します。

1つ目は、衿元が着崩れた場合です。
着物の衿元が着崩れた時には、右手を袴の右脇にいれ、着物の下前部分を下に引っ張りましょう。
そして、左側も同様に行います。
強く引っ張りすぎてしまうと、中心線が崩れてしまいますので、注意をしましょう。

2つ目は、袴の紐がほどけた場合です。
袴の紐がほどけた時は、結び直すだけです。
ただし、紐をしっかり引っ張って結ぶようにしましょう。

3つ目は、袴がずり落ちた場合です。
袴がずり落ちるということは、帯が緩んでしまっていることが考えられます。
そんな時は、帯と袴を同時に引き上げるようにしましょう。
帯と袴を引き上げるときは、袴の脇のスリットから手を入れて、着物を引っ張るようにしましょう。

たゆみも同時に解消できます。
この時も、強く引っ張りすぎると、中心がずれてしまいますので気を付けましょう。

□まとめ

大人でも、着物や袴は着なれません。
特に子供は動き回るため、着崩れが起きやすくなります。
臨機応変に対応できるように、着崩れのケースに合わせた対処法を知っておきましょう。

そして、和装でのトイレは特に難関です。
トイレのしやすい物を選ぶこともおすすめです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です

袴でトイレに行くときはどうする??行き方をご紹介!

「袴を着たらトイレを我慢するしかないのか」
「着崩れるのが心配」
袴に対する不安のほとんどは、着崩れだと思います。

特に式典の時は、着用時間が長いためトイレへの不安が強まりますよね。
では、どのようにしたら着崩さずトイレに行けるのでしょうか。
今回は、袴を着崩さないトイレの行き方、持っておくと便利なものを紹介します。

□袴を着崩さないトイレの行き方

ここでは、行灯袴(あんどんはかま)というスカートの構造によく似た、女性用の袴でのトイレの行き方を紹介します。

着物の袖が長いものは、座ったりしゃがんだりしたときに、床についてしまいます。
せっかくの着物がよごれないように、両袖を帯と袴の間に挟んでおきます。
その後、袴の全面部分の裾をめくり上げて、両袖と同じように挟みます。
次に両裾もめくりあげ抱え込みます。

袴をめくり終えると、次は着物です。
着物をめくりあげて、袴を包むようにしまい、最後に長襦袢も着物と同じ工程でめくり上げます。
トイレを済ませた後は、長襦袢、着物、袴の順番にシワがよらないように丁寧に戻していきましょう。
個室を出た後、手を洗うため、そこで袖が濡れてしまわないように、帯と袴の間から出さないようにしましょう。

手を洗い、ハンカチで水気を取った後は、着物の両袖を出して元通りです。

□袴の時に持っておくと役立つものとは?

袴を着ている時に持っていくと便利なものを5つ紹介します。

1つ目は、替えの足袋です。
足袋は白いため、汚れやすいです。
そのため、会場に着くまでに汚れてしまった場合に備えて、予備の足袋を持っておくと安心です。

2つ目は、大きめのハンカチです。
飲食時に汚れ防止のためのひざ掛けとして、トイレの準備で着物をメイク汚れから守るため、など、大きなハンカチには様々な用途があります。

3つ目は、絆創膏です。
履きなれない草履を履くと、鼻緒の部分が痛くなることがあります。
そんな時に備えて、絆創膏を持っておくと安心です。

4つ目は、洗濯ばさみです。
トイレの準備の時にあると裾や袖を挟めるため、便利です。
2個くらいあると良いでしょう。

5つ目は、エコバッグです。
着物用のバッグは容量が少ないため、折りたためるバッグがあると、もしもの時に役立つでしょう。

□まとめ

袴や着物を着るとき、着崩れるのが嫌だから、トイレを我慢すると言うのはなかなかに、辛いですよね。
特に卒業式や成人式などは着用する時間が長いため、トイレに行きたくなったらどうしようと思うかもしれません。
着用する袴によって比較的トイレに行きやすいものもありますので、袴に悩んだときは、行灯袴を選ぶと良いでしょう。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_contact.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_plan.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は img_blog_banner_top.png です
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は simg_blog_banner_shop.png です